リセット

「何か、もうどうでもええわ」

そう感じることってって多々ありますよね。で、次に考えるのが「もうやめたろ」。

「一生懸命やっても馬鹿見るだけやし、もうええわ。やめじゃ」

これは終止符を打つってこと。生の営みに置き換えれば、これは死を意味しますよね。諦めと屈辱。自殺です。

だけど、《近頃の若いもん》は違うみたい。

「あー、やってもーた!リセットじゃ!」・・・RPGでよく見かける光景。

身に覚えのある方、多いでしょう?ドラクエだかファイナルファンタジーだか知りませんが。

《近頃の若いもん》代表として答えましょう。こんなこと、『しょっちゅう』です。

FF6ですが、オズマのメテオで全滅したらリセットします。PS2だから、緑のランプのボタンを押します。

これ、現代の若者の象徴とも言うべき風潮。“リセット精神”です。

最近の大人はよく言いますよね。『近頃の若いもんは弱い。なんたって忍耐力がない。我慢が足りん!』って。

正味な話、足りんと思います。ハイ。確実に足らんのです。

でも、最近の大人が言う「弱さ」とは、ちょっと違うと思う。

最近の大人、どうにもならなくなった時の最終決断に、皆さん口を揃えて「首吊り」と仰ります。

実際、リストラ社員の自殺は後を絶ちません。仕事だけじゃない。心中ってのも大人が作り出した代物。

そりゃあ心中は私たち若者にだってありますよ。衝動的な年頃なんです。

だけど、職を失って命を絶った若者って、います?

「若者はまだまだ先があるから気楽でいられるんだ!」

・・・だったら、貴方は幾つで死ぬつもりなんですか?定年だって65なんですよ。

若者の原動力は「好奇心」と「興味」。違った未来を追い求める姿、それが“リセット精神”。

や、何も“リセット精神”が素晴らしいって申しているわけではございませぬ。それはそれで問題なわけです。

しかし、諦めて「もうやだ」と駄々を捏ねる=自殺するのと、「もっかいやり直したろ」って思うのとでは、雲泥の差。

月とスッポン、美女と野獣。

だから、ただ弱いだけじゃない。若者だって、今を一生懸命に生きている。

最近の社会現象、“増え続けるニート”を観点に入れなければねw